薬を使わない薬剤師の“健康自立ブログ”

セロトニンを自分で増やし、うつ病の薬をやめた体験談

セロトニンを自分で増やし、うつ病の薬をやめた体験談


セロトニンを自分で増やし、薬をやめる(Sさん45歳・女性)の体験談をご紹介します。

メンタルクリニックを受診したのは3年前のことです。保育士をしていて仕事の悩みから眠れないことがあり、いつも行っている内科の先生から、時々睡眠薬を処方してもらっていたのです。朝まで眠れない日もあることを相談すると先生から、「一度専門医に診てもらってはどうか」と提案されました。それでメンタルクリニックを受診したのですが、簡単な問診の後「うつ病ですね」。5種類の薬が処方されました。

「私はうつ病なんだ」。睡眠薬をもらうだけのつもりが「病気」と知り、ショックを受けました。医師に言われるままに5種類の薬を服用すると朝起き上がることもできなくなり、長年勤めた保育園も辞めることに。そんな時、宇多川先生のことを知り、思い切ってたずねることにしたのです。

その頃の私は、薬をしっかり飲んでいるのに症状は一向によくならず、仕事も辞め、この先どうなってしまうのだろうと不安でいっぱいの毎日でした。

私が宇多川先生に、
「うつ病とうつ病ではないという違いってなんですか?」
とお聞きすると、思わぬ答えが返ってきました。
「病院に行って『うつ病』と病名をつけられたかどうか、ということでしょう」
その答えに、私はとても驚きました。

まずは、薬が効いているかどうかを判断してもらいました。飲み始めてすぐの頃は、気分が明るくなり、よくなっている、と思えた時期がありましたが、結果的にはだんだん辛い症状になっていると説明をしました。

「では薬をやめる方向で考えましょう!」ということで、宇多川先生と二人三脚での断薬が始まりました。脳内のセロトニンを増やすようにつくられているうつ病の薬。薬に頼らずにセロトニンを増やす方法を試すことにしました。

まずは朝日を浴びること朝日を浴びることでセロトニンの量が増えるそうです。
「朝つくられたセロトニンは夜には睡眠ホルモン『メラトニン』に変化するので、朝、しっかりセロトニンをつくることが睡眠薬いらずの身体になるためにとても有効ですよ」と説明を受けました。

私は「朝まで眠れない」ということをとても気にしていたのですが、宇多川先生に「仕事を辞めた今、朝まで眠れないと困ることってありますか?」と尋ねられて、「そう言われると……ないかも」と思えるようになりました。ずいぶん気が楽になったのを覚えています。

次は歩くことリズムを刻むことをするとセロトニンの量が増えるということで、リズムを刻むウォーキングをするようになりました。朝できるとよりいい、ということを聞き、なるべく朝の時間に歩くようにしました。

そしてよく噛んで食べることリズムを刻んで噛むことでセロトニンの量を増やせるといいます。

深呼吸をすることゆっくりとしたリズムを意識して呼吸することでセロトニンの量が増えるそうです。

なぜ朝日がいいのか、なぜ歩くのがいいのかなど、きちんと説明をしてもらえたためできそうな気がしてきました。離脱症状に苦しむ日もありましたが、今はすべての薬を手放せています。宇多川先生には、「そもそもSさんが飲まなきゃいけないうつ病の薬なんてなかったんですよ。ただ、まじめで几帳面な性格というだけなのですから」と言われています。

(宇多川久美子著書:『薬を飲まない薬剤師の断薬セラピー』より抜粋)

次回の宇多川塾では、うつ症状が出た時に、薬に頼る前にやっておきたい事。自己肯定感を高め、幸せのハードルをさげる方法や日常生活で出来る実践的なことを学びます。

詳しくはこちらから

第16回宇多川塾


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