宇多川久美子公式LINE@言葉のくすり箱アーカイブ2019年1月前半
■2019年1月16日
パソコンやスマホから出るブルーライト
眼に悪影響を及ぼす!そんなこと、常識ですよね^ ^
パソコンの前に座ることが多い私もモチロン!
ブルーライトカットのメガネをかけてます!
ところが
米国眼科学会(AAO)が、
「ディスプレイから出るブルーライトで視力は低下しない」
という声明を出しました
元々はトレド大学の研究チームが
「太陽光や電子機器から出るブルーライトが、
眼球内の光を感じる分子と結合すると、
細胞を傷つける可能性がある」と発表したことで
ブルーライトが悪者になったのですが
この研究結果は間違いで「現実の世界では起こり得ない」と指摘しています
米国眼科学会は
ブルーライトカットのメガネの使用も推奨しておらず
その効果 はなんら証明されていないそうですよ
正しいと思っていた情報が
間違っていること…
いっぱいありますね^ ^
■2019年1月21日
前回の配信でブルーライトは視力に影響しない
という論文をご紹介しました
そこで様々なご質問をいただきました
その中で一番多かったのは
「そもそもブルーライトって何ですか?」というもの
「ブルーライト」と聞くとすっかり悪者扱いで
スマホやパソコンのディスプレーから発せられる
眼に良くない光と思っている方も多いと思います
実際には
ブルーライトは自然の太陽光にも含まれている光です
朝起きて天を仰ぐと青い空!
空が青く見えるのは太陽光の中の
青色の光を目が感知するからです
この青色の光が「ブルーライト」なんです
以前もお話しましたが
どの生物も、体内時計をそれぞれ持っています
体内時計を正常に働かせることで自律神経、
免疫力も調整されていて体温、血圧、
ホルモンなどもコントロールされています
ヒトの場合は
主に目が感知する光の量で体内時計が決められています
日が昇れば網膜が光を感知し目が覚めて活動を始め
日が沈めば光がなくなり、脳と身体を休めようとします
これは、太古の昔からヒトが健康を維持するためのリズムです
光でコントロールされている体内時計が
身体のさまざまな働きを調整しているのです
次回は不自然なブルーライトと体内時計についてお話します
■2019年1月23日
前回、空の青さがブルーライトということをお伝えしました
空からのブルーライトだけならうまく体内時計を調整できるのですが
夜も昼間のような明るさの上に
スマホやパソコンなどのディスプレイで
ブルーライトを浴びる現代の生活は体内時計を狂わせ、
自律神経系や内分泌系、免疫系にも悪影響を及ぼします
「寝付きが悪い」「眠りが浅い」といった不眠の症状もそのひとつでしょう
網膜が強いブルーライトの刺激を受けると
外はすっかり夜なのに、脳は「朝だ」と判断して
睡眠を司るホルモン「メラトニン」の分泌を抑えてしまうのです
近年、LEDは目覚ましい普及をしましたが
実はLEDはブルーライトをかなり多く含んでいます
明るいディスプレーは目には影響はないかもしれませんが
体内時計には大きく影響を与えているのですね
寝る2時間前にはパソコン、スマホはおしまいにしましょうね
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