「仕事帰りにスポーツジム」は免疫力の敵
夜遅くこうこうと明かりのついたガラス張のジムで、筋トレに励んだりランニングマシンで汗を流したりしている人たちをよく見かけます。
身体を動かすことは、健康維持には欠かせません。
ただし、運動するにも適した時間と適さない時間があることをご存じですか?
実は、健康のためにする運動が、時間を間違えると、免疫力の低下につながってしまうのです。
私たちの身体に備わっている免疫力は白血球が中心的な役割を担っています。
その代表が顆粒球とリンパ球です。
顆粒球は、細菌などのサイズの大きな異物を処理し、リンパ球は、ウイルスのような小さな異物やがん細胞などを担当しています。
日中は、活動的で傷を負いやすいので、交感神経を優位にして、顆粒球が傷口に侵入した細菌を一気に捕えます。
夜は身体を休めるようにできている
一方、夜間には、副交感神経を優位にしてリンパ球が多くなっていなければなりません。
ウイルスやがん細胞を防衛するのがリンパ球の役目だからです。
つまり、夜は身体を休めるようにできています。
副交感神経を優位にする時間帯がなければ、リンパ球が体内の不調を治して回れません。
会社帰りにジムによるなどして、この時間帯を少なくすることは、自ら免疫力が働かないようにしてしまっているも同然なのです。
身体は24時間体制で、それぞれの機能の役割、働きが決まっています。
ウォーキングやヨガなど、リラックスして行うことができるもの以外の運動はできるだけ日中にしましょう。
(宇多川久美子著書:『薬が病気をつくる』より抜粋)
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