4月6日SB新書より発売されました「その「1錠が」脳をダメにする~薬剤師が教える 薬の害がわかる本~の出版を記念しまして出版記念セミナーを開催いたします。
薬の危険を訴える本も増え、読者のみなさんにも、少しずつですが、「薬には症状を抑える効果しかない」という認識が広まってきたように思います。
しかしその一方、薬は私たちの生活に深く入り込んで、強い意識を持たない限り、断ち切れないものにもなりつつあります。
その現れの一つが「薬のカジュアル飲み」。
「飲むと、1時間ですぐ効くからオススメだよ」と、誇らしげに頭痛薬を見せる人。
「効いたよね、早めの○○」と、風邪薬でごまかして、徹夜仕事を続ける人。
花粉症シーズンにキレイなケースに入れて持ち歩き、ファッションのように毎日、薬を飲み続ける人・・・。
添加物や食べ物の抗生物質には気を遣う人でさえも、薬となると何の疑問も感じずに、安易に口にしてしまっていることが多いようです。
なぜなのでしょうか?
それは、薬の作用が「見えなく」なっているからにほかなりません。
CMでは、軽快なメロディとともに「早めに飲めばすぐに治る」ような映像が、くり返し放映されます。それを見続けた視聴者は、副作用や常飲のリスクをまったく考えないまま、「薬は気軽に飲めるもの」と思い込んでしまうでしょう。
がんや、脳卒中などの生活習慣病が悪い習慣から生まれるのと同じで、薬の常用習慣ほど、身体の免疫力をむしばむものはありません。しかし、そのリスクが「見えなく」されているのが、現代の社会なのです。
そこで本書では、薬の効果と作用、リスクを具体的に「見える」ように書きました。
医療薬や市販薬だけでなく、普段何気なく接する日用品の危険にも触れておきました。
私は、これまで「薬を使わない薬剤師」として、全国で薬の危険を啓蒙してきました。その中で、たった「1錠」の服用を、あまりに安易に考えてしまったために、副作用や過度な依存に苦しみ、原因不明の不調に悩まされる人を、大勢見てきました。
私自身、多量の薬を飲み薬に依存し、そしてそれを克服できた1人です。その体験があるからこそ、私は、読者の方々が必ずぶつかる、薬への疑問が手にとるようにわかります。
ただやみくもに薬を恐れるのではなく、100%否定するわけでもありません。私たちの健康を保つ方法として、薬と上手に離れる知恵を身につけてほしいと思います。
本セミナーでは、
・手軽に買える薬のリスク
・薬に頼らず健康に生きる方法
そして本に書ききれなかったもっと伝えたい話をさせていただきます。
健康診断の季節です。結果が気になる方も大勢いらっしゃると思います。
高血圧、コレステロール値、メタボ・・・
薬を飲む前にできること考えてみませんか?
限定30名様となりますので、興味のある方は是非ご参加いただけたらと思います。
日程:4月16日(土)
時間:16:00-18:00
会場:東京都中央区銀座1-27-8セントラルビル802
会費:5,000円
募集人数:30名様限定(満席になり次第締め切り)
終了後希望者の方々と懇親会を予定しております。(会費2,000円程度を予定)