薬を使わない薬剤師の“健康自立ブログ”

宇多川久美子の言葉のくすり箱(LINE@アーカイブ2019年10月後半)

宇多川久美子公式LINE@言葉のくすり箱アーカイブ2019年10月後半


■2019年10月16

スタンディングデスクで働く職場が増えています

スタンディングデスクとは、
立ったまま仕事ができる机で
椅子がないので立ち仕事をすることになります

立って仕事をすると考えると、
足がむくんだり、疲れてしまって
仕事の効率が低下するよう思えますが

イギリス、ラフバラ大学の調査チームの研究で
スタンディングデスクでの仕事は、
職務遂行能力が上がることが明らかになりました

研究によると、常に座った姿勢でいると
健康を害することが示唆され心臓血管の問題を抱えたり
糖尿病にかかりやすくなったりする可能性があるとのことです

職場でなくてもできるだけ
座ったままの生活にならないように気を付けたいですね

■2019年10月21

ラグビーW杯日本代表31人の闘志に日本中が感動しました
そして改めてチームワークの大切さを教えてくれました

あの小さなアリの世界でも、
チームワークが際立っているようです

世界最大級のアリでどう猛な性格のマタベレアリは
狩りに行くとき200~600匹で縦列を組み
自分より大きなシロアリを襲撃し捕食します

ところが、その戦いで負傷したアリを見捨てずに
巣まで運び巣で待機している医療チームのアリたちによって
負傷した仲間の治療が行われるということが分かりました

これは、独ビュルツブルク大学バイオセンターの研究で
負傷したアリたちが仲間によって巣に運ばれてくると
医療チームのアリたちが集合して傷口をなめて治療をするそうです

このような治療によって負傷したアリの死亡率を
10%程度にまで低下させることもわかりました

ヒト以外でこうした看護行動が確認できたのは
アリが初めてで傷口をなめることで
感染症も防いでいる可能性があるようです

小さな小さなアリたちのチームワーク!
素晴らしき世界^^

■2019年10月23

天皇陛下が即位を国内外に宣明される
「即位礼正殿の儀」が行われました

凛とした両殿下の佇まいに何とも言えない感動を覚えました

今日は姿勢と血圧の関係をお話しますね
姿勢が悪いと血圧を高めるように働いてしまいます

例えば猫背では呼吸が浅くなり、
そのため交感神経が優位になって
血圧を上げる要因になります

呼吸が浅いということは血中に入る酸素量も
少なくなるので身体中に酸素を行きわたらせるために
血流を早めるため血圧が上がるのです

また、猫背は腹部で内臓を圧迫するので、
血圧を上げることになります

そして座っている時間が長いと脚が圧迫されて
むくみ血圧が上がります

ふくらはぎを動かさないので
第二の心臓のポンプも働かず血流はさらに悪くなります

血圧を上げないためにも良い姿勢を意識し、
座りっぱなしにならないようにすることが大切ですね^^

■2019年10月28

シカゴ大学の研究チームが数学嫌いの人は
計算問題の解答を想像するだけで不安などに関する
脳の中枢領域が活性化して痛みが生じることを発表しました

研究では、数学に苦手意識を持っている14人と、
苦手意識を持たない14人の成人に単語に関する問題と
数学の問題を解いてもらいました

出題の前には、予め次に出る問題が単語か
数学に関するものかを教えておいたそうです

その結果、数学が苦手な人に数学の問題が出ると伝えると
物理的危険や身体的危害に関連する脳の領域が活性化したそうです

つまり、数字が苦手な人は、計算問題を出される
と考えただけでも脳の中枢部が反応して
痛みを感じてしまうということです

研究者は、この発見は計算以外の物事にも当てはまり
別の恐怖症に対しても一般化できるとしています

私たち大人も考えただけで頭が痛くなったり、
気持ちが悪くなってしまうこと

ありますよね

この苦痛を和らげるには、
まずリラックスすることが肝心とのこと

わかっているけど、
なかなかできないのがリラックス

日常からリラックスできる方法を
知っておくことも大切ですね^^

ちなみに…私の日常のリラックス方法は
エッセンシャルオイルを使うことです

■2019年10月30

今日のお話は肥満気味の方にはショッキングなお話かも…

ケンブリッジ大学の研究チームの報告によると
医学的に過体重とされる人の脳では
大脳白質の活動がやせた人に比べて
著しく低いことが明らかになったとのこと

研究では、20歳から87歳までのボランティア約500人から
収集したデータを調べ体重と脳の働きを解析しました

その結果、過体重のグループでは脳の脆弱性が
中年期以降に高まり40歳の過体重の人の脳では
老化が10年も早く進んでいてこの差は将来にわたって
長い時間残り続ける事が示唆されたそうです

研究チームは「脳は老化が進むにつれて自然に
小さくなるが標準体重の人に比べて過体重や肥満の人は
特に白質の減少量が大きい」と分析しています

過体重の人の寿命は、最大10年も短いとする研究もありますから
適度な運動、バランスのよい食事を心がけ
うまくストレスと向き合って適正な体重も維持していきたいですね^^

 


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