日光に当たることと、食欲をコントロールすることには深い関係があります。
まずはビタミンDのお話をしましょう。
ビタミンDは、心臓病の予防や糖尿病のリスク低下など、健康維持には欠かせない成分の一つです。
食事からも摂取できますが、日光に当たることでも補えます。
日光に当たることで肌から吸収され、体内でビタミンDが生成されるのです。
日光に当たる時間が少ないと、ビタミンD不足の状態になってしまいます。
食欲のコントロールには、満腹ホルモンのレプチンが関与し、レプチンの分泌が促進されると食欲を抑えることができるといわれています。レプチンを生成するためにはビタミンDが必要です。
ビタミンDが不足した状態のままでは、食欲をコントロールするレプチンも不足するので、食欲のコントロールが不可能となってしまいます。
日光の明るい場所で食事をした方が、暗い場所よりもカロリー摂取量が少ないというデータや、外食の際に窓際の席だと、カロリーの低いサラダをオーダーする確率が80%もアップするという報告があります。
レストランでは窓際の席を選び、家のダイニングテーブルも窓際に移動してみてはいかがでしょうか。
レプチン濃度が高いと、認知症になる確率が6分の1程度に減るというデータもあります。
つまり、日光に当たることで認知症にもなりにくくなるということですね。
また、干しシイタケや切り干しダイコン、高野豆腐など、日光に干して作る乾物もお勧めです。
日光をたっぷり浴びているので、ビタミンDの生成を助けますし、カルシウムや食物繊維も豊富。
骨を丈夫にするので骨粗しょう症の予防にもつながります。
腸をきれいにして老廃物を排出しやすくするので、ダイエット効果も期待できますよ。
今日も梅雨の間の晴れ間が続いています。
日焼けはかなりきになりますが、自然の恵みに感謝してちょっと日光浴してみませんか?
(文=宇多川久美子)
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