貧血予防
最近「貧血」の患者さんが増えています。
ウォーキングの生徒さんの中にも「鉄剤」を服用しているという方が意外に多くて驚いています。
薬に頼る前に「まず食事から」です!
今回は貧血予防の食べ物についてお話いたします。
「鉄分」は体内で作ることができないので食べ物から補給しなければなりません。
そしてもう一つ、意外に知られていないのですが鉄分の種類により腸管吸収率に違いがあるのです。
食物鉄には「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」の2種類があります。
肉や魚に含まれるのは「ヘム鉄」です。
海草や野菜、大豆などの植物性食品に含まれるのが「非ヘム鉄」です。
十二指腸での吸収率は「ヘム鉄」の方が「非ヘム鉄」より数倍高いと言われています。
鉄分は食品から摂取しても体内に吸収されるのはわずか8%と言われています。
ですから、できるだけ吸収をよくするためのポイントをご紹介します!
野菜や穀類などの植物性食品に含まれている「非ヘム鉄」は、吸収率がよくないのが特徴です
ですから動物性タンパク質といっしょにとると吸収がよくなります。
ただし、動物性タンパク質と言っても肉、魚は促進(MFP効果)しますが牛乳、チーズ、卵にはこの作用がありません。
□ビタミンCを一緒に組み合わせて!
ビタミンCは、鉄を吸収しやすい形に変えてくれます。
ビタミンCの豊富なレモンを添えたりビタミンcと鉄分がとれるブロッコリーなどをしっかり食べるようにしましょう
リラックスしよく噛んで食べると胃液がよく分泌され、鉄分の吸収をよくします。
また酢や梅干し、かんきつ類などの酸味のある食品、香辛料なども胃粘膜を刺激して胃酸の分泌を高めてくれます。
□バランスのよい食事を!
血液は、鉄分だけでなくタンパク質やビタミンB群、ビタミンC・銅などからも作られます。
ですから、いろいろなものをバランスよく食べることも大切なことです。
感謝してバランスよく食べる!「感食」心がけましょうね!
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