薬を使わない薬剤師の“健康自立ブログ”

宇多川久美子の言葉のくすり箱(LINE@アーカイブ2019年12月)

宇多川久美子公式LINE@言葉のくすり箱アーカイブ2019年12月


■2019年12月2

今回は動脈硬化のサインが「耳たぶ」に現れるというお話です

シカゴ大学医学部のウィリアム・J・エリオット博士らの調査によると
「耳たぶにシワのある人」が心臓発作などの心臓疾患で死亡した件数は
「シワのない人」の3倍になっていたそうです

熱いものに触ったとき反射的に手が耳たぶにいきますが
これは耳たぶには動脈が少ないので
冷たいからという理由ですが

動脈硬化が進むと耳たぶの血流が更に悪くなり
耳たぶが栄養不足に陥り、萎縮し、
シワになるのだそうです

耳たぶなら普段からチェックすることができますね
耳たぶのシワが目立つ人は、ご注意を!!

■2019年12月9

前回、耳たぶの皺と動脈硬化の関係をお伝えしましたが
今回は糖尿病と耳下腺の関係です

耳たぶには消化酵素アミラーゼを産生し、
すい臓と似たような働きがあるそうです

なので、すい臓から分泌されるインスリン不足で糖尿病が発症すると
すい臓の働きを助けるために耳下腺が腫れてくることがあるようです

まずは暴飲暴食を控えることが大切ですが

耳下腺ごなら自身でチェックできますね!

■2019年12月16

今回は糖尿病と下肢の筋肉の関係についてです

体内で糖を消費する最大の器官は筋肉ですが
その70%は下半身に存在しています

ですから下肢の筋肉が衰えて、
筋肉細胞内での血糖消費量が減少すると
糖尿病に罹りやすくなることがわかっています

糖尿病の方の特徴として
下肢が細いということがみられますね

ということは糖尿病の予防には筋肉、
とくに下肢の筋肉を鍛える運動が重要ということがいえますね

毎日「麦踏みエクササイズ」してくださいね^^

■2019年12月31

読者のみなさま!「おはようございます!」
今年もまた一年、こうして、みなさまに
健康に関する情報を発信することができました

今年最後の発信は、私の生活の要!
「有酸素運動」についてです

健康を維持するにはもちろん食生活も大切ですが
多くの方がわかっているけど実践できていないのが
「適度な運動」ですね

私は「適度な運動」=「有酸素運動」として
毎日のウォーキングを心がけています

「有酸素運動」とは、体に酸素を
しっかり取り入れながら行う運動のことで
ウォーキングをはじめ、サイクリング、
スイミングなどがその代表です

その効果は、高血圧、糖尿病、動脈硬化に関する
専門学会でも折り紙付きでどの学会でも、
有酸素運動が病気の予防と改善に役立つとして

1日30分を目安に、1週間に5日以上実施するよう
すすめています

では、なぜ有酸素運動が健康に良いのでしょうか

まず第一に、有酸素運動を続けることで
内臓脂肪が減少しメタボリックシンドローム
「生活習慣病」のリスクが減ります

また有酸素運動は老化の原因となる
「糖化」を招く過剰なブトウ糖を筋肉を動かす
エネルギーとして使用してくれるのです

1回4kmのウォーキングを週に5回以上続けたところ
インスリンの効き目が上がり、
1ヵ月後には運動を始める前の2倍に、
1年後には3倍以上になったというデータもあります

百寿者の運動習慣を調査した研究では
男女ともにほぼ半数が「運動している」と回答しており、
このうち多くが散歩も体操も
週に5~7回ほぼ毎日行っていると回答しています

年頭の計画に是非!「有酸素運動を続ける」もいれてくださいね^^

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