薬を使わない薬剤師の“健康自立ブログ”

宇多川久美子の言葉のくすり箱(LINE@アーカイブ2019年5月後半)

宇多川久美子公式LINE@言葉のくすり箱アーカイブ2019年5月後半


■2019年5月20

「運動習慣を持ちましょう!」と、いつもお伝えしていますが
「適度な運動って?」という質問もよくいただくので

今日は「運動強度」についてお話しますね

年齢・性別・体力・運動経験・健康状態…など
人によって適切な運動はそれぞれ違います

その方にとっての運動の強度をチェックする
もっとも簡単な方法は脈拍(心拍数)を調べることです

脈拍なら血圧計などがなくてもその場ではかることができます

健康維持のための適度な運動の脈拍数の目安は
220から年齢を引いて0.5~0.6をかけた数

例えば50歳の方なら
(220-50)×0.5~0.6=85~102となり
1分間の脈拍が85~102になるような運動が
健康維持に適しているということになります

安静時の脈拍数には個人差もありますから
あくまで目安として取り入れてみてくださいね

■2019年5月22

前回の健康維持のための運動時の脈拍数についてお話しましたが

運動強度(1分間心拍数)は
「(220-年齢)×目標とする強度」を
目安とすることができます

目標とする強度としては
健康の維持や増進:0.5~0.6
体重減量や筋力の維持増強:0.6~0.7
筋力体力の増強:0.8~
となります

50歳の方なら
(220-50)×0.5の85以上で健康維持のレベル強度
(220-50)×0.8の136筋力や体力を鍛えるベルとなります

85以下だと健康維持のレベルに達していない
ということになりますね^^

脈拍も個人差がありますから
あくまでも目安と考えて日常の運動に取り入れてください

■2019年5月27

昨日は、令和初の国賓トランプ大統領と阿倍首相が
ゴルフをしたということで
今回は、ゴルフの話題を取り上げたいと思います

国立長寿医療研究センターや東京大学などが
65歳以上で特に運動習慣がなく、
ゴルフの経験もほとんどない106人の男女を対象に

半年間ゴルフを生活に取り入れたら
どのような変化があるかを調べた研究です

半数の人には週1回、練習場やコースでゴルフをしてもらい、
残りの半分の人には普段通りの生活を送ってもらいました

半年後、ゴルフをしたグループは半年前に比べて
単語を覚える力で6.8%、
文章や物語を覚える力では11.2%
向上していることが分かったのです

この結果から特に運動習慣のないシニアの人でも
半年間ゴルフを続けると体力だけでなく
記憶力も改善されることが分かりました

トランプ大統領にあやかって
あなたもゴルフをはじめてみませんか?

■2019年5月29

前回、ゴルフを続けると体力だけでなく
記憶力も改善されるという研究をご紹介しましたが

この研究グループによるとゴルフは
スコアを数えるなど頭を使う上、
他のプレーヤーと話すなど社交的な活動も行うことが
記憶力向上に良い影響を与えるものと分析しています

もちろん
この分析も正しいとは思いますが
私が真っ先に浮かんだのは
「オステオカルシン」
骨を刺激することで分泌される物質で
海馬を活性化させることがわかっています

会話を楽しみながらコースを回っている間に
歩く距離はかなりなもの

この「歩く」がオステオカルシンの分泌を促します
意識してかかとから着地すればより骨に刺激がありますね

と考えるとわざわざゴルフ場に行かなくても
歩くことでも体力、記憶力ともアップすることにつながります^ ^

ウォーキングなら
ゴルフ場に行かなくても
すぐに始められますよ!


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