薬に頼らず生きるためのウォーキングのコツは、肩甲骨にアリ!
私自身、以前は薬漬けの生活を送っていました。これではいけないと一念発起して身につけたのが、正しい歩き方(ウォーキング)でした。健康状態が劇的に変わり、薬が激減し、やがて“薬を使わない薬剤師”になりました。
歩くことはもっとも日常的な運動です。手軽でありながら、運動量を増やすのにも効率的です。ジムに通わなくても、時間がなくても、毎日の通勤中にできるという点でも、みなさんにおすすめしたい運動です。
脚を鍛ることがダイエットの第一歩
脚にどれぐらいの筋肉がついているかご存知ですか?全身の筋肉の3分の2です。太ももとふくらはぎに大きな筋肉がついています。歩くことは脚の筋肉を鍛えること。そして筋肉を増やすことは、健康やダイエットにも直結します。
ウォーキングは簡単ではありますが、やはりコツがあります。これを知って歩くのと歩かないのとでは大違いなので、ぜひ知っておいてほしいと思います。
コツ1.ふくらはぎの筋肉を意識して歩く
ふくらはぎは「第2の心臓」といわれるほど、血液の流れに影響の大きい筋肉です。歩くときはふくらはぎの筋肉が伸びたり、縮んだりしていることを意識しましょう。筋力トレーニングはどれもそうですが、鍛えたい部位を意識することで鍛えられます。
コツ2.肩甲骨を後ろに引いて歩く
ダジャレではなく、肩甲骨は「健康のコツ」です。肩甲骨まわりの筋肉を動かすことで身体全体にいい刺激が伝わり、インナーマッスルも鍛えられるのです。歩くときは肩甲骨を使い、腕を後ろに引きながら歩くことを意識してください。腕を前に大きく振るのではなく、後ろに引く意識で、胸を張って歩きます。この歩き方で猫背の人も、グッと姿勢がよくなりますよ。
コツ3.1日300歩でもよし。2〜3分だけで「質を上げる」
ウォーキングというと、何歩歩いたらいいか、何分歩いたらいいかという話になりがちですが、肝心なことは時間より正しい姿勢で歩くことです。量より質です。目安としてあげるなら、1日300歩、2〜3分、正しい姿勢を意識して歩きましょう。毎日1万歩なんて気張ると大変すぎて続きませんからね。
ウォーキングはいつ始めてもOK。最近疲れやすい、風邪をひきやすくなった、太りやすくなった……、そんな人は体力が落ちているかもしれません。筋肉は“老化”することはありません。使わないから“退化”するのです。
睡眠時間を確保し、栄養バランスの取れた食事に気をつけ、正しい姿勢で歩くこと。忙しいなか、これを毎日こなすのは大変かもしれません。少しずつでも日々の生活習慣に取り入れてみてください。
(小学館働く堅実女子のお悩み解決サイトSuits-woman.jp より転載 )
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第二の心臓であるふくらはぎを鍛えるエクササイズです。
ふくらはぎを伸縮させるミルキングアクション(搾乳運動)をする事で、下半身の血流を促進します。下半身に溜まった血液、リンパなどが上半身に上がり身体が暖まります。
この運動なら外に歩きに行かなくても、室内でいつでもどこでも出来ます!
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