薬を使わない薬剤師の“健康自立ブログ”

今日からすぐできる、薬を使わない8つの「うつ対策」

前回の投稿には多くのかたのご意見をいただきました。
ご理解いただきシェアしていただいた方、反対意見のメールもいただいております。
改めていろいろな意見があることを知りました。
「薬はだめ」と言っておいてあとは自分で考えなさいという結論ではありませんし
なにかおかしな商品を怪しい商法で物を売りつけるつもりはまったくありませんのでご安心ください。

今日からできる「うつ対策」を私なりに考えてみました。

「うつは心の風邪」というキャンペーンがありました。多くの方が「では病院へ」と思われたかもしれません。これからは「だから自分で治せる」と思ってください。
うつは治せます。
「うつかもしれない」と思ったときには、薬に手を出さないこと、これが一番です。
気分を高揚する薬をすんなりやめるのは難しいからです。

その日からできることは次のようなことです。

薬を使わないうつ対策


目的は身体をあたためることセロトニンを分泌させることです。
薬ではなく自分でセロトニンを出すわけです。
今すぐ、今日からできることばかりです。

歩く

リズムよく歩く。うつむかないで歩く
難しいことを考える必要はありません。
リズムよくおうちのまわりをちょっと歩くことからはじめてください。
雨が降っていて外にできないときは、おうち中でもかまいません。
リズムよく足踏みしてください。足踏みができなければ「かかと上げ体操」でもかまいません。
「リズムよく」が大切です

朝日を浴びる

昼間の太陽でも良いのですが、一番いいのは朝の太陽です。
なにも早起きして日の出を見てくださいというわけではありません。そんな必要もありません。
朝起きたら太陽の光を浴びて大きく伸びを3回してください。

深呼吸する

呼吸ですからまず、思いっきりゆっくりはいてください。
細く長く身体の中の空気をゆっくり吐き出してください。
全部はききったら、今度はゆっくり吸い込んでください。
なにも考えないで、とにかくゆっくりすいます。
全部すいきったら、今度は吸った倍の長さで吐き出す。
そしてまた吸う。
胸に、肺に、身体の隅々に空気を送り込むイメージで吸います。
そして、ゆっくりゆっくり吐き出します。

お味噌汁を飲む

暖かい飲み物を飲むようにしましょう。
季節的に氷の入った冷たいものを飲みがちですが
できるだけ暖かいものを飲むようにしましょう!
なぜお味噌汁なのかはまた次回ゆっくりお話いたします

カウントして咀嚼(そしゃく)する

(リズムよく咀嚼する)
よく噛んで食べるということです。
「くちゃくちゃしない!」というマナー的なことはちょっとおいておいて
とにかく一口口に入れたらを20回噛んで食べましょう。

リズムよく!私は噛みながらこう言う様にしています。
「おいしいおこめにかんしゃします。かんしゃします。」
「おいしいおにくにかんしゃします。かんしゃします。」
「おいしいさかなにかんしゃします。かんしゃします。」

お笑いなど、自分が笑えるものに接する

テレビでもビデオでもなんでもかまいません。
面白くないとき、何も観たくないときは鏡を見て口角を上げるだけでもかまいません。

お風呂に入って身体を温めて、血液が流れるのを実感する

これも季節的にシャワーで済ませる方が多いのですが
ちょっと熱めの(39~41度くらい)のお風呂に20分つかるだけで血行がよくなります。

朝日を浴びてから15時間後に寝る

お風呂から上がった後はエアコンを少し弱めにして
早めに寝るように心がけましょう。
朝8時に朝日を浴びたら 11時には寝る
朝7時だったら10時には寝るように心がけましょう!
これにもしっかりした理由がありますので、眠れなくても
眠る準備をして、お布団に入って寝る準備をしてください。
(「眠れない」ときの対策は次回まとめます。)

いかがですか?
難しいことでしょうか?
難しいと思う人もいるかもしれませんが、できることから始めてみてください。

今飲んでいる薬をやめるには、多くの場合離脱症状が起きるので、必ず周りのサポートを得るようにしましょう。
一緒にいてくれる家族や仲間、友達、サポート団体に頼ることが大切です。
一緒に薬をやめてくれるように協力してくれる医師もいます。

実行に移すには勇気がいりますが、治してくれるのは薬ではありません。
先ほど示したことの中から少しずつ始めてみましょう!!

(文 宇多川久美子 「断薬セラピー」より)


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