韓国で中東呼吸器症候群(MERS)の感染が拡大し、日本へのウイルス上陸が懸念されています。
MERSは、2012年にサウジアラビアで初めて確認されたウイルス性の感染症です。
MERSコロナウイルスと呼ばれる新種のウイルスが感染源で2003年ごろにアジアを中心に774人もの死者が出た
重症急性呼吸器症候群(SARS、サーズ)の原因と同じコロナウイルスの仲間とのことです。
6月2日までにアフリカやヨーロッパ、アジアなど合わせて25カ国で1154人の感染が確認され少なくとも431人が死亡、致死率は40%程度に上っています。
韓国政府も、10日までに、MERSによる死者が9人に達したことを明らかにした。自宅や医療施設での隔離対象者は2800人を超えたとのこと。
日本の厚生労働省のQ&AによるとMERSに感染すると、発熱やせき、息切れなどの症状が現れ多くの場合、肺炎を起こして呼吸困難に陥るようです。
特に糖尿病や心臓病など慢性的な病気を抱えている人や高齢者が重症化しやすいようです。
現在は、ワクチンや確立した治療法が見つかっていません。症状に合わせた対象療法しか治療手段はありません。
感染してから発症するまでの潜伏期間は、長くて2週間程度もともと、動物の体内にいたウイルスが
人間に感染するようになったとみられていますが詳しい感染経路は分かっていないようです
韓国での感染拡大は、これまでのMERSではあり得ない異常事態です。
韓国で最初の感染者が見つかったのは5月20日で産経ニュースによると6月3日午前時点で韓国で感染した疑いのあるのは398人。
感染者と接触するなどして隔離措置が取られている対象者は1300人以上に膨らんでいるようです。
今回の事態を受けて、韓国全土で約210の小中高校が休校となりました
日本の厚生労働省も中東地域に14日以内に滞在していた人で38度以上の発熱やせきなどの症状が確認されたり
感染が疑われる患者や感染源の一つとされるヒトコブラクダに接触したりした患者が医療機関を受診した場合は
直ちに保健所に届け出るように医療機関に求めていますが、対症療法しかない現在は日本での流行も考えられます。
私たち一人ひとりにまずできることは、免疫力をしっかりつけることですね。
いつもお伝えしていますが、感染しても発症しない免疫力を持つことです。
恐れることなく、自分で自分を守れる身体作りをしていきましょう!
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