薬を使わない薬剤師の“健康自立ブログ”

市販の虫よけスプレーは農薬だって知っていますか?それを肌に直接?安心安全な手作りアロマスプレーの作り方

市販の虫よけスプレーは農薬だって知っていますか?


蒸し暑い夜やっと寝れそうなった瞬間・・・。
プ~ン どこからともなく現れた「蚊」電気をつけて格闘。誰でもある経験だと思います。
そんなときは「ワンプッシュ!」
1度のスプレーで24時間、蚊がいない空間を作る「蚊がいなくなるスプレー」怖くないですか?
24時間も蚊が寄ってこなくなる??

市販の虫よけに使われているのはディートという農薬


蚊に刺されるのがイヤだから、皮膚にシュッシュと虫よけをふりかける人は多いでしょう。
市販の虫よけに使われているのは、ディートという農薬の一種です。
虫よけも経皮吸収が心配される薬剤の一つです。
人には安全とされていますが蚊に害を与える薬が、人間に無害という理屈は成り立ちません。

かゆい思いをしないように


幼いお子さんが「かゆい思いをしないように」と、お母さんがお子さんの肌に虫よけをふきかける姿もよく見かけます。
子どもの肌は、大人の肌より浸透性が高い状態。
有害な化学物質を皮膚に塗り込んでしまえば、害が大きくなりかねません。
お散歩のたびに虫よけをさせるお母さんもいますが、子どもを思っての行為が、子どもの健康に悪影響を与えかねないことを知ってほしいと願います。

スプレー式は口から吸い込みやすいから、シート式や塗るタイプのものがよい??


また、「スプレー式は口から吸い込みやすいから、シート式や塗るタイプのものがよい」という声も聞きます。
皮膚に塗った時点で体内に吸収されていくことを考えれば、口から吸い込むのも皮膚から吸収されるのも大きな差はありません。

そうはいっても、蚊に刺されたかゆみを避けたい気持ちはよくわかります。
そのような場合には、ユーカリやゼラニウム、ラベンダー、レモングラス、シトロネラなどのアロマオイル(精油)から好きな香りを選んで数滴、水を入れたスプレー瓶に入れて混ぜてみましょう。
これらは蚊の嫌いな香りです。そうした精油を使えば、手づくりの虫よけスプレーができあがります。
ただ、精油も子どもの肌には刺激が強いものがあります。お子さんに使うときには、くれぐれも注意して使ってくださいね。

肌の新陳代謝がよければ、日焼けは怖くない夏に欠かせないアイテムにはもう一つ、日焼け止めがあります。
これも、経皮吸収が心配される薬剤の仲間です。
こうして考えれば、皮膚に塗るものにはすべて経皮吸収の可能性があるのですから、「何を使い、何をやめるのか」を意識することが大事であるとわかります。

それを決めるのは、結局のところ自分自身です。経皮吸収の心配があるとはいえ、真夏の炎天下で肌をさらさなければならない状況になったら、日焼け止めを使うこともあるでしょう。

日焼け止めで、肌に当たるすべての紫外線をカバーできるわけではありません。肌が赤くなるのを多少は抑えられても、紫外線は肌の奥に確実に届いてしまうはずです。
そのときに「日焼け止めをしているから大丈夫」と安心するのか、「どうしよう、シミができちゃう」と不安になるのかでは、肌への影響が違ってきます。
ストレスが加われば肌の血行が悪化します。そうなれば、肌の炎症も強く現れるでしょう。
なお、日焼け止めを使うなら、紫外線吸収剤の入っていないものを選んでください。
また無色素、無香料、無鉱物油、ノンパラベン、ノンアルコールなども確かめてくださいね。

焼け止めよりも大事なこと


ただし、日焼け止めよりも大事なことがあります。日々の生活習慣を整えて、肌の新陳代謝がしっかり行われる身体をつくってあげることです。
人間の細胞は、たえず新旧を入れ替えながら機能を保っています。新しい細胞が次々に生まれ、古い細胞ははがれ落ちていくのです。これを新陳代謝と呼びます。
皮膚細胞の新陳代謝には、だいたい28 〜 56 日間かかります。この日数は人によって異なります。

一般には子どもや若い人の新陳代謝は早く、加齢とともにスピードは遅くなります。
大人になると、わずかな傷も治りにくくなるのは、新陳代謝が遅くなっているためです。
新陳代謝を活性化させるために必要なのは、肌につける基礎化粧品や日焼け止めではありません。
「肌は体内を映す鏡」ともいうように、身体の中がきれいになると、それが肌に映し出されます。バランスのよい食事と適度な運動が大切です。

誰でも作れる蚊を寄せ付けない自家製蚊よけスプレー


バックに忍ばせておけばいつでも出して「ワンプッシュ」できます。
簡単ですから試してみてください。
バージョンを変えると、暑さ対策のミントスプレーなんかもできますよね。

蚊が嫌う香りのアロマ

・ゼラニウム
・レモンユーカリ
・ラベンダー
・レモン

これらをアロマライトやデフューザーで香らせます。
100円ショップなどでスプレー容器を買ってきて手作り蚊よけスプレーも作れます。
作り方もとっても簡単です

材料

ゼラニウム 4滴
(またはレモンユーカリ)
ラベンダー 4滴
無水エタノール 5ml
ミネラルウォーター 15ml

作り方

(1)無水エタノールを5mlはかって、スプレー容器にいれます。
(2)エッセンシャルオイルを1滴ずつ入れます。
(3)最後にミネラルウォーターを15ml入れます。

使い方

網戸や空間にスプレーします。
1時間に1回はスプレーした方が良いかもしれません。香りはすぐに蒸発します

大人なら腕につけても大丈夫です
肌の弱い人はエッセンシャルオイルの分量を1/2以下にしてください
赤ちゃんや子どもの肌にはつけないでください。
またスプレーするときには、目の中に入らないようにしましょう。

防腐剤が入っていない上、水が入っていますので早めに使ってくださいね

やさしい香りに包まれて、しかも蚊がよってこないのでとっても重宝して使っています。
なるべく早く使い切ろうと思うので どんどん使っています!

それでも刺されます!そんな時は「どくだみチンキ」


せっかく、自家製の蚊よけスプレーを作ったのに、刺されてしまった・・・
「かゆい」
そんなときには「ウ〇〇ーワ」の出番です!
なんて、ことじゃ全く意味がないですよね。

もし刺されてしまった時には「どくだみチンキ」の出番です。
作り方は、超簡単です。
どくだみちんきどくだみの葉を100枚程度採取。
水でゴミやほこりを洗い流して水をふき取り、乾燥。
乾燥と行っても、洗った時の水分が亡くなる程度で大丈夫です。
それを消毒したビンに詰め込んで、ウォッカやホワイトリカーをたっぷり入れます。
あとは、暗いところで寝かせます。
あまり、細かなことはしませんが、週に1回くらい軽く振る程度でOK。
だいたい、一か月後から使えますので、どくだみの葉っぱに栄養たっぷりの5月頃の花が咲く季節に作り置きしておくと良いでしょう。
さらに、上手に保管しておくとずっと使えますし、使い道はものすごいたくさんありますのでしらべてみると良いかもしれません。
(お父さんの水虫が治ったとか、アトピーが治ったということもたくさんあります!)

出来上がった「どくだみチンキ」を5mlくらい取って15mlのスプレーに入れてミネラルウォーターで薄めれば完成!

さらに、お風呂に入れたりしたら最高の「ドクラミクリン」の出来上がり!
庭の雑草も、使い方を考えると魔法のお薬に変身するということですね~

いずれにしてもアルコール分があるので、アルコールに敏感な方はちょっと注意が必要です。

(文=宇多川久美子「その一錠が脳をダメにする」より抜粋)

 


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