薬を使わない薬剤師の“健康自立ブログ”

1月24日(火)羽鳥慎一のモーニングショーで白澤卓二先生がおっしゃっていたこと

今週火曜日1月24日の羽鳥慎一のモーニングショーで、いつもお世話になっている白澤卓二先生が出演されていました。
ご覧いただいた方も多いかと思いますが、時間が通勤時間ということもあり見れなかったという方も多いので放送されていた内容をまとめてみました。

なぜ今長寿遺伝子なのか?


1月17日付の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズの発表
http://www.natureasia.com/ja-jp/ncomms/pr-highlights/11548

米国立加齢研究所とウィスコンシン大の共同チームが発表した「アカゲザル」のカロリー制限したした結果、寿命が延びたという内容がニュースが大反響だったので特集を組んだということ。
そして、その長寿は長寿遺伝子によるものだということから、日本で長寿遺伝子の第一人者といえば ということで「白澤先生」が登場されたということです。

「長寿遺伝子」ってなに?というところから、人間にも同じ効果があるかどうか、さらにその効果を出すためにということを解説されていました。

長寿遺伝子ってなに?

長寿遺伝子とは、一言でいうと、「操作をすれば、老化を遅らせ、寿命を延ばす遺伝子のこと」です。人の細胞の中には、老化や寿命をつかさどる長寿遺伝子が50個から100個ぐらいはあるといわれています。この長寿遺伝子は、普段は眠っていて働いていませんが、そのスイッチをオンにすると、老化のスピードが緩やかになり、寿命を延ばす働きがあります。
誰でも持っている遺伝子で、人間だけでなく、酵母菌、ハエ、サルなど地球上のほとんどの生物が持っているといってもよいでしょう。長寿遺伝子の研究は以前から行われていましたが、今テレビなどで取り上げられ、話題になっているのが「サーチュイン(Sirtuin)遺伝子」です。この遺伝子の中で、最初に発見されたのが、「サーツー(Sir2)」と呼ばれる遺伝子で、米国・マサチューセッツ工科大学のレオナルド・ガレンテ教授が8年の歳月をかけて2003年に酵母菌の中から発見しました。Sirとは、「サイレント・インフォメーション・レギュレーター」の略で、「静かなる情報を規定するもの」という意味です。ガレンテ教授は、サーツー遺伝子を取り除くと、酵母が早死にし、逆に増やすと長生きすることを解明しました。

そして、その長寿遺伝子は普段は寝ていて活動していないのですが、ある条件を与えると活動を開始するというのです。

その条件とは・・・
「飢餓状態」にするということです。

39分あたりからですので是非ご覧ください!

 


「健康の自立」をテーマにLINEで情報発信をしています!

私とLineで友達になって健康を情報をいち早く受け取ってみませんか?
今なら宇多川塾生限定動画をプレゼント中!

友だち追加

関連記事一覧

最近の記事

PAGE TOP