薬を使わない薬剤師の“健康自立ブログ”

2016年今年もインフルエンザが大流行??これって製薬会社や病院のための広告活動??

<このページは、2016年11月16日に更新されています>

インフルエンザワクチンは必要?


毎年、インフルエンザがはやる季節になると、「ワクチン接種(予防接種)はお早めに」というメッセージが流れます。
学校や会社から通達されることもありますし、自治体の広報などにも呼びかけが載ります。
そして、大勢の人がワクチンを打ちます。
特にお年寄りや乳幼児、妊婦などは、重篤化するリスクが高いとして、優先的にワクチン接種ができるようになっています。
けれども私は、ワクチン接種は必要ないし、お年寄りや乳幼児、妊婦などにこそ、打たないでほしいと思っています。

というのも、ワクチンには重い副作用が出る危険性があるからです。

接種後の副作用には、ギラン・バレー症候群(筋肉を動かす運動神経の障害のために、手足に力が入らなくなる難病)、肝機能障害、脳炎、ぜんそく、さらにはアナフィラキシー(全身に急速に現れるアレルギー症状)なども報告されています。

それに、たとえ副作用が現れなくても、ワクチン接種は危険です。

インフルエンザワクチンには、発がん性のある劇薬ホルマリンや、アルミニウム、水銀など、さまざまな有害物質が含まれていることがあるからです。

そもそもワクチンとは、ウイルスなどの病原体を注射で体内に入れて、その病原体を攻撃する専用の抗体(免疫細胞の一種)をあらかじめ作っておく、というものです。
しかし、注射した病原体が体内で増殖してしまっては意味がありません。
そこで、ワクチンを作る際には、病原体が体内で増殖しないように活性を抑える成分が必要になりますが、それがホルマリン等々なのです。

インフルエンザワクチン接種はギャンブルのようなもの


有害物質が含まれていて、重篤な副作用の危険性がある上に、インフルエンザワクチンには「効くかどうかわからない」という根本的な問題もあります。
以前、朝のニュース番組でキャスターが、「うちは家族4人全員でワクチンを打ちましたが、2人はインフルエンザにかかっています。
今年ははやっていますから、みなさん気をつけましょうね」と言っていました。朗らかに、当たり前のように。

これって、どこかおかしくはないでしょうか?
「ワクチン打ったのに、かかっちゃったんだよ! これじゃ、まるで詐欺じゃないか」と、怒るならわかります。
でも、怒る気配は微塵もありませんでした。

そして、このような状況は、このキャスター一家だけではありません。
私が白衣を着ていた頃、インフルエンザにかかって薬局にやって来る患者さんの半数は、ワクチン接種を受けた人たちでした。

でも、誰も怒ったりはしませんでした。

その理由は、「ワクチンを打っておいたから、かかっても軽く済む」と思うからのようです。
実際に、ワクチン接種を勧める人たちは、そう言います。
でも、本当にそうでしょうか?

インフルエンザにかかったということは、ウイルスの型が違っていて、ワクチンの効果がなかったということです。
それなのに、型の違うインフルエンザを軽くする効果が、そのワクチンにあるのでしょうか? おかしいですよね。

インフルエンザの型は、大きく分けるとA型、B型、C型の3種類ですが、A型はさらに144種類の亜型に分かれています。
つまり、インフルエンザウイルスは150種類近くあるのです。

2015年度(平成27年度)より3価ワクチンから4価ワクチンへ変更になりました。
WHOが2016-2017年に北半球で推奨するインフルエンザウイルス株は
A型:California/7/2009(X-179A) (H1H1) pdm09株
A型:Hong Kong(香港)/4801/2014(X-263)(H3N2)株
B型:Phuket(プーケット)/3073/2013(山形系統)株
B型:Texas(テキサス)/2/2013(ビクトリア系統)株

ですから、今まで3価ワクチンから4価ワクチンに変更になったのです。
その結果、500円の値上げが実施されてしまいました。2回の接種を推進していますので一人から1000円です。
製薬会社がいくら利益を出したかわかりますか?

ワクチンに含まれている型以外のインフルエンザウイルスには効きませんし、しかもウイルスはすぐに変異します。
変異は、ウイルスが分裂するときに、遺伝子がミスコピーされることで起こります。

人間の遺伝子(DNA)はあまりミスコピーが起こらないのですが、インフルエンザウイルスの遺伝子(RNA)はミスコピーが起こりやすく、その頻度は人間の1000倍の確率と言われています。
しかもインフルエンザウイルスは増殖スピードが速く、1個のウイルスが1日で100万個以上になるとされているのです。

こんなインフルエンザウイルスに、たった4つの型で対応しようとするのは、ほとんどギャンブルか宝くじのようなものではないでしょうか。
厚生省や製薬会社は「4価ワクチンになったのより多くのインフルエンザに効果がでるようになりました。」と宣伝を繰り返しています。
ワクチン接種で病院にお金を払い、さらにインフルエンザの治療でお金を払ってしまう人が後を絶えないのはテレビの報道に乗せられているからではないでしょうか。

フラセボ効果が一番の効果


もしインフルエンザワクチンを打つとしたら、それは受験生ではないでしょうか。
インフルエンザワクチンの接種は必要ないし、それどころかやめた方がいいと私は思っていますが、唯一打ってもいいケースがあるとしたら、それは受験生です。
人には、たとえ偽薬でも「効く」と思えば効くという、プラセボ効果があるからです。
「ワクチンを打ったのだから、受験当日までインフルエンザにはかからない」
「人ごみに行っても大丈夫」
「たとえ後ろの子が咳をしていても、うつらない」

そんな風に自信を持てば、免疫力も上がります。

ただし、「ワクチンを打ったのだから軽く済む」と信じて、インフルエンザにかかったのに学校に行ったり仕事をしたりするのは、いちばんよくないことです。
こんなケースがありました。

その人は医薬品会社の営業マンで、当然のことながら毎年インフルエンザワクチンの接種をしていました。
ところがインフルエンザにかかってしまい、上司に「A型と診断されたので、休ませてください」と申し出たのだそうです。
すると、上司の返事はなんと、「ワクチンを打っているんだから、大したことにはならないだろう。マスクをして働け」というもの。

仕方なく、その人はタミフルを飲み、マスクをして営業を続けたそうです。

まったく、なんということをさせるのでしょうか。
営業相手は、まさかこの人がインフルエンザだとは思いませんから、至近距離でも平気で会話をします。
当然、うつります。会う人会う人、みんな同様です。
医薬品会社の話だけに、「インフルエンザを広めて医薬品をたくさん売るために、わざとやっているの?」などと勘ぐってしまいます。

繰り返しますが、インフルエンザワクチンを打ってもインフルエンザが軽く済むわけではありません。

タミフルは、インフルエンザを治してはくれません。詳しくは下記に↓
タミフルがインフルエンザを治してくれない理由

無理をして働き続ければ、それこそ取り返しのつかないことになる可能性もあります。
幸いこの人は若くて体力があったからでしょう、長引いてしまったものの、重篤な状態になることはなかったそうです。

インフルエンザにかかったら、すぐに休んで寝る。それがインフルエンザを治す最良の方法であり、広めないための最良の方法でもあります。
そして、インフルエンザの最良の予防法は、ワクチンを打つことではなく、免疫力を高めることなのです。
インフルエンザにかからないために

ここにひとつの動画をご紹介いたします。

今日の記事を読んで、さらにこの動画をご覧いただいて
もう一度考えてみませんか?
本当にワクチンが必要かどうかを!

(文=宇多川久美子 著書 薬を使わない薬剤師の「やめる」健康法 (光文社新書)より抜粋)


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