薬を使わない薬剤師の“健康自立ブログ”

宇多川久美子の言葉のくすり箱(LINE@アーカイブ2019年3月前半)

宇多川久美子公式LINE@言葉のくすり箱アーカイブ2019年3月前半


■2019年3月4日

「老化は足から」とよく言われますね

歩く速さが速いほど
心臓病や認知症の発症リスクを低下させるという研究データがあります

さらに歩く時の歩幅も認知機能に大きく影響することも明らかになってきました

東京都健康長寿医療センター研究所が群馬県内の特定健診受診者1686人を対象とした調査によると

「歩幅が狭いグループ」は「歩幅が広いグループ」より認知機能の低下リスクが2.8倍高いことが分かりました

歩幅が狭くなると、歩く速度も落ちてしまいますし骨に与える刺激も減るため

海馬を活性化する「オステオカルシン」の分泌も減ってしまいますね

若さをキープするためにも
歩幅も意識して歩きましょう!

■2019年3月6日

前回、歩く歩幅が狭くなることで海馬を活性化するホルモン「オステオカルシン」の分泌も減り

脳に与える刺激も少なって認知機能の低下が起こりやすいという話をしました

ただし、あまり大股で歩きすぎると腰に負担がかかったり、腰のねじれが生じて

腰や股関節、膝などを痛める原因となることもあるので注意してくださいね

よく言われている適切な歩幅の目安は「横断歩道の白線」です
白線の幅は約45センチです
この白線を踏まない歩幅で歩くとよいでしょう

何事もほどほどに!
ですよ^^

■2019年3月11日

日本人の長寿とも深く関係しているようなのです

「メタゲノム解析」といわれる解析方法が進歩し、便から腸内細菌のDNAをまるごと取り出して詳しく解析することができるようになったのです

早稲田大学の共同研究グループがこのメタゲノム解析を使って日本人の腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)の特徴を解明しました

欧米や中国など11カ国のデータと比較したところ

国ごとに特徴的な細菌叢が形成されていて日本人の腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)は

代謝機能などの能力が高く生体に有益な機能を持つものが多いことが分かりました

このことが日本人の平均寿命が長いことや肥満率が低いこととも関連している可能性が高いようです

日本に生まれてよかった^^

■2019年3月13日

前回、日本人の腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)は優秀というお話をしましたが

日本人の約90%の腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)には海苔やワカメに含まれる食物繊維を分解する酵素の遺伝子が含まれているのに対し

他の国ではその割合は15%以下しかなく、海苔やワカメを消化できる細菌叢(さいきんそう)は日本人の腸に特徴的に多く存在している事も明らかになりました

おにぎりやお寿司といったジャパニーズフードは日本人だからこそ消化できるのですね

どこの国の食べ物でも
その国の人だからこそ消化できる細菌叢(さいきんそう)があるのでしょうね

そう考えると
「地産地消」はさらに理にかなっていますね


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