薬を使わない薬剤師の“健康自立ブログ”

メタボリックシンドローム?健康診断の結果、「メタボです」と言われてしまったあなたが今できることは?

年に数回実施される、会社の健康診断。
9月、10月に実施されるところが多く ここのところ毎日のように質問のメールが届きます。

「メタボだって言われたんですが・・・」
「高血圧で、要治療でした。降圧剤飲む必要ありますか?」
メタボ=中年男性の肥満 と思われがちですが・・・。
最近が「ぽっちゃりブーム」で芸能人もポチャ系がテレビにどんどん出てるように実は女性にも確実に進行しているのです。

そんな方からの質問への私の答えは「まず、歩きましょう!」です。

なぜ、ウォーキングをすると「肥満、高血圧症、高脂血症、糖尿病」が治るのか?


「長生き父さん早死に父さん」から引用

「長生き父さん」になるために、まず克服しなければならないのが、肥満をはじめ「生活習慣病」に関する悩みです。
ひとくちに「生活習慣病」といってもじつにさまざまな問題があります。
その中でも、おもに食生活、運動不足が原因で起こると考えられているのが、肥満、高血圧症、高脂血症、糖尿病の4つです。

この4つが時間をかけてゆっくり進行すると、動脈硬化が原因で、脳卒中、心筋梗塞を引き起こし、「早死に父さん」の原因にもなりかねません。
これが「生活習慣病」が「サイレントキラー」といわれる所以です。「死の四重奏」のメロディが聴こえてくる前に、改善しなくては手遅れになりかねません。

しかも、これらの「生活習慣病」は、薬や手術で完治することはなく、生活習慣自体を改めない限り、けっして治ることはありません。
それなのに、医療機関からたくさんの薬を処方され、気がつけば薬づけになっていたという患者さんを、薬剤師だった私はイヤというほど見てきました。

こういった患者さんが口グセのようにいわれるのが、 「薬を何年も飲んでいるのに、なかなか治らない」。
中には「薬を替えてください」といってくる患者さんもいました。

「生活習慣病」に限らず、医療とは本来、食事療法、運動療法があって、最後に薬物療法がくるはずなのに、医師も患者さんも薬にばかり頼っているのが、現状ではないでしょうか。

「長生き父さん」を目指すみなさん。本当に病気を治してくれるのは、私たちが持っている自然治癒力です。
薬のなかった頃、人間は薬の力を借りることなく、病気を治してきたではありませんか。

病気は自然治癒力で治す。そういう心構えを持ってください!

ではなぜ、薬に頼ってはいけないのでしょうか?


私がそう考えるのには、もう1つ、理由があります。それは体内にある「酵素」が薬を飲み続けることによって奪われてしまうからです。
酵素ダイエット、酵素ドリンクなど、近頃「酵素」という言葉を耳にすることも多くなりました。

「酵素」は、食べ物の消化吸収をはじめ皮膚の新陳代謝、血液の循環など、人間の身体のあらゆる働きにかかわっています。

体内に「酵素」があるおかげで、私たちは生きていくことができるのです。
「酵素」には、もともと体内にある「体内酵素」と、食べることで身体に取り入れる「食物酵素」があります。
そのうち、「体内酵素」は年を重ねるごとに減っていきます。

しかも薬を飲むと、身体は化学合成された薬を異物と捉え、飲んだ薬を身体の中で解毒しなければならないため、より多くの酵素が失われます。
みなさんにお話しする機会があるたびに、「酵素をムダづかいしているのは薬ですよ」といっているのは、こういうわけがあったからです。

「酵素」は、けっして無尽蔵につくられているわけではありません。「酵素」を使い果たしたら、人間の一生も終わりを迎えます。
私たちが生きるためにとても大切な「酵素」を、薬でムダづかいしていては、それこそ「早死に父さん」になりかねません。
あなたが「長生き父さん」を目指すなら、

酵素のムダづかいは絶対にやめてください。


「酵素」の話を、もう少しさせてください。
「酵素」には、私たちの体内にある「体内酵素」と食物から摂る「食物酵素」があるとお話ししましたが、「体内酵素」は潜在酵素とも呼ばれ、食べたものを消化吸収するために必要な「消化酵素」と、人間のあらゆる生命活動のために使われる「代謝酵素」があります。
薬を飲み続けることで、解毒するために「代謝酵素」が減ってしまい、身体の新陳代謝は間違いなく悪くなります。

新陳代謝が悪くなると、恐るべき負のスパイラルがあなたの身体に襲いかかります。免疫力が下がりはじめ血流も悪くなり、細菌やウイルスを退治してくれる白血球の働きが低下して、病気を引き起こす原因にもなりかねません。

薬を飲む⇒代謝酵素が減る⇒免疫力が低下⇒病気が生まれる

「薬を飲むことで、新しい病気の原因を生む」

これでは、何のための薬かわかりません。しかも薬を飲み続けることで、体内に薬に対する抵抗力「耐性」ができてしまうため、薬の効果は薄れ、1錠だった薬は2錠、3錠と増えていき、気がつけば薬づけの生活を送ることになってしまうのです。
こういった患者さんをたくさん見てきたからこそ、私は薬剤師をやめ、「正しく歩く」ことでさまざまな問題を解決する、歩き方セミナー「ハッピー☆ウォーク」をはじめたのです。
歩くことで、こうした「生活習慣病」は必ず改善されます。
そもそも人類は、歩くことによって進化を遂げてきました。人類が生み出した数々の文明は、人間が二本足で立ち、歩くことからはじまったのです。
そのことを誇りに思ってください。

それが「長生き父さん」になる秘訣ですよ。

メタボ検診診断基準


「生活習慣病」を解決するためには、あなた自身がメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)かどうか、調べてみるのも1つの方法です。
そうした「生活習慣病」を早期発見するために行なっているのが、2008年にはじまった「メタボ検診」です。
メタボリックシンドローム基準

40代以上の人なら、引っかかっている人も多いのではないでしょうか。
でも、あまり深刻に考える必要はありません。検診の結果は、あくまで目安の1つです。
しかも、ふくよかで血圧や血糖、コレステロール値が高い人は、やせるだけで、みるみる数値は改善されます。

なので、降圧剤などの薬をすすめられてもすぐに飛びつかずに、まず食生活を見直してください。
そうしないと薬で数値が下がったのか、生活習慣病が改善されたのかわからず、あなたは一生薬を飲み続けなければならなくなります。
先ほどもいったように、薬では生活習慣病が完治することは絶対にありませんから。

さて、食生活が改善され、数値が下がったあなた。安心して、「これでもう、私は『生活習慣病』ではない。『長生き父さん』の仲間入りだ」、そう考える人がいたら、それは、大きな間違いです。
なぜ、あなたがメタボになったのか。その原因をもう一度考えてください。
筋肉が衰え、基礎代謝が低下し、必要な栄養素をエネルギーとして燃焼する力が衰えたために、燃焼しなかった脂肪が身体に蓄積され、メタボになったのです。

ですから筋力が衰えたままでは、永遠にダイエットを続けない限り、あなたは再びメタボに逆戻りする可能性があります。

「基礎代謝」の中でもっともエネルギーを消費するのは筋肉です。筋肉を鍛え筋肉量を増やすことであなたの「基礎代謝」は必ず上がります。
「生活習慣病」を根本的に解決するためには、きちんと食べながら効率よく身体を動かす。
そうすることで、はじめてあなたの「生活習慣病」は解消されるのです。

「早死に父さん」の場合
基礎代謝が低下してメタボになる⇒ダイエットをする⇒リバウンドしてしまう
「長生き父さん」の場合
基礎代謝が低下してメタボになる⇒筋肉を鍛える⇒基礎代謝が上がる

<h2>ではなぜ、ウォーキングがもっとも効果的なのでしょう。</h2>
人間の身体の筋肉は、およそ7割が足の筋肉です。歩くだけで大きなエネルギーが消費され、たまっている脂肪も分解されます。
良質な筋肉が維持され、基礎代謝も促進され、メタボはもちろん、高血圧症、高脂血症、糖尿病などの「生活習慣病」の悩みも解消されるのですから、ウォーキングに勝るエクササイズはありません。

ただし、「長生き父さん」になるための秘訣があります。

「生活習慣病」を解消するためには、酸素をより多く身体に取り入れながら〝速足〟で歩く「有酸素運動」を行なうことです。
ゆっくり歩いていては、効果が半減されてしまいます。「正しい歩き方」を覚えたら、この点に注意して1日も早く歩きはじめてください。
(歩き方で決まる!「長生き父さん、早死に父さん」より抜粋)


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