年末年始の飲食が祟って、「正月太りです」なんてことにならないためにほんの少しの歩いてみませんか?
でも、重い足を引きずるよう、そして猫背で歩いていては意味がありません。
セミナーや講演会でもいつもお話ししていますが、正しく歩くときのコツは「腕を後に引く!」ということです。
なぜこうするといいのかというと、肩甲骨の稼動域が広くなり、肩甲骨のまわりにある褐色脂肪細胞が刺激されるからです。
「脂肪」とつくことから想像しにくいかもしれませんが、この褐色脂肪細胞、じつは体の燃焼スイッチを押してくれる、非常にありがたい脂肪細胞なのです。
白色脂肪細胞は余分な脂肪を中性脂肪として溜め込んでしまうのですが、褐色脂肪細胞には、体を温めるという作用があります。すると自然と脂肪は燃焼され、血流がよくなり、結果、免疫力まで上がるのです。このことから、私はよく「肩甲骨は健康のコツ」と言っています。
腕を後に引いて歩くと、すぐに体がポカポカと温かくなってくるはずです。
これは歩いているからというよりは、肩甲骨の周りをよく動かすことで、褐色脂肪細胞が刺激されているからなのです。
ためしに、歩いていないときでも肩甲骨を動かしてみてください。
両足をそろえて、まっすぐたちます。
そのままの姿勢で、左右交互に、腕をねじりながら体の上、前、横、下に伸ばすというのを繰り返します。
「豆の木エクササイズ」です。豆の木のつるがぐんぐん伸びていくようなイメージで、気持ちよく腕を伸ばしてみてください。
やってみると実感されると思いますが、このような簡単なエクササイズをすると、すぐに体がポカポカしてきます。
冬の寒い朝でも、少し汗ばんでくるという人もいます。
まったく激しくもない、簡単な運動なのですが、肩甲骨周りを動かすことには、それほど体を温める効果があるということです。
少し専門的な話になりますが、こうして腕をねじったりする運動は、一度に複数の関節を動かすという意味で「複合関節運動」と呼ばれています。
これに対して、一つの関節だけを動かす運動は「単関節運動」と言います。
腕の屈伸や腕立て伏せは、この単関節運動に当たると言えば、おわかりいただけるでしょうか。
実は、複合関節運動はインナーマッスル、単関節運動はアウターマッスルが鍛えられるという違いがあります。
肥満を防ぎ、免疫力を上げるには基礎代謝を上げることが大切、それにはインナーマッスルを鍛えることが鍵なのです。
つまり、「豆の木エクササイズ」のような複合関節運動を続けると、腕のインナーマッスルが鍛えられ、基礎代謝の高い体をつくることにもつながるということです。
基礎代謝が上がると体温が上がり、体温が上がると免疫力が上がります。
その結果、薬に頼らなくても病気にかかりにくい体ができるということになります。
逆に基礎代謝が低いと、脂肪が燃焼されにくくなり食べたものが蓄積されメタボへの道をまっしぐら・・・。
あなたは、どちらを選択しますか?
効率よく脂肪を燃焼させるために、正しい歩き方を身につけましょう!!
文章ではなかなかご理解いただけませんよね。
私たちは、幼稚園からず~っと、「手は前に出す」という歩き方をほぼ強制的に教え込まれてきたんですから。
でも、その正しいと言われてきた歩き方は猫背を作ってしまうのです。
正しい歩き方を覚えて、基礎代謝を上げたい!
そんな方は、是非毎月第二第四火曜日に開催しているレッスンにご参加ください。
1時間半の短い時間ですが、肩甲骨まわりのほぐし方から正しい歩き方までを覚えることができるレッスンを開催しています。
「ベジタサイズ&ハッピーウォーク」DVDを見ても始めなければ効果は出ませんよね。
楽しい仲間と仲良く体験するところから始めて、少しずつ覚えていける無いようになっていますので是非参加してみてください!
ちなみに今日も15:00からと19:00からの2回開催いたします。
服装は、普段着で大丈夫!
女性はスカートよりパンツスタイルのほうが良いでしょうね~
男性はスーツ姿のままで大丈夫です!
年末年始に、無駄に脂肪を貯めこまないように、ハッピーウォークで燃焼しちゃいましょう!!
(文=宇多川久美子 著書「薬が病気をつくる」より抜粋)
「健康の自立」をテーマにLINEで情報発信をしています!
私とLineで友達になって健康を情報をいち早く受け取ってみませんか?
今なら宇多川塾生限定動画をプレゼント中!