精神病の薬の山盛り処方!!日本の医療の治外法権領域か!?

精神病の薬の山盛り処方!!日本の医療の治外法権領域か!?
日本では薬の飲み過ぎが国家的なリスク要因になっていますが、その中でもとくに過剰な処方が横行しているのが精神科、心療内科の領域です。 その元凶になっているのが、この20年の間に次々と誕生した精神科医が経営する「心療内科」や「メンタルクリニック」の類です。 すでにその数は全国で1万を超えており、大都市圏では過当競争になっています。 一気にこれほど増えたのは、街の内科や歯科と違って高額な機械や入院設備を揃える必要がないので、簡単に安価で開業できるからです。 通常これほど末端の医院が増えるのは、需要が大きく拡大しているときです。 2001年に製薬会社のイーライリリーが「うつは心の風邪」というキャンペーンを始めて大当たりさせました。 その後も「心のバリアフリー」「頭痛・肩こりは、うつが原因」というキャッチコピーの効果もあって、心療内科を受診させるような動きもありました。 そうなると、さらに過当競争が激化して、患者さんをどう繋ぎとめるか、経営者は頭をひねることになります。 まずやるのは、患者さんを1回の通院で終わらせず、薬をどんどん増やして忠実なリピーターにすることです。 先日、知人が「妹が近くのメンタルクリニックに通っているのだが、薬が増えて心配なので〝おくすり手帳〟を見て欲しい」といって持ってきたことがありました。 妹さんは、職場の人間関係でストレスが溜まって精神的に不安定になり、カウンセラーに 話を聞いてもらう程度の気持ちで受診したたようですが、薬漬けにされ、通いだして2年半で、毎月7剤が処方されていました。 リアリティを感じていただきたいので書き出してみます。 ①インヴェガ錠6mg(気分を落ち着かせる薬・抗精神病薬) ②リスパダール錠1mg(気分を落ち着かせる薬・非定型抗精神薬) ③アーテン錠2mg(手足の不安を抑える薬・抗パーキンソン薬) ④エリスバン錠2mg(不安や緊張を和らげる薬・抗不安薬)* ⑤ワイバックス錠1mg(不安や緊張を和らげる薬・抗不安薬)* ⑥ハルシオン0.25+0.125mg(睡眠薬)* ⑦アレジオン錠(アレルギーを抑える薬) *印は、やめると強い禁断症状出ることで知られるベンゾジアゼピン系の薬剤です。 禁断症状が出るとわかっている薬を、平気でいくつも使ってリピーターにしてしまうやり方は、卑劣としか言いようがありませんが、売り上げの確保がいちばん大切と思う精神科の経営者がたくさんいるのも事実です。 多くの国では、統合失調症の患者さんに対する抗精神病薬の投与は1つだけの単剤処方です。 また、抗うつ薬と他の薬の併用率をみても、明らかに日本だけが突出しています。 このほか、患者さんの希望を聞いて、その通り処方してくれるサービス精神が旺盛なクリニックや、遊び目的のニセ患者と内心は気づいていて、たっぷり処方する無責任なクリニックも実際にあります。 もちろん、精神科医にも、なるべく薬を使わずに治療をしようという方針の先生たちも、数多くいらっしゃいます。 しかし、精神医療で・・・。 ストレスで不安定になっただけの健常者を〝薬漬け〟の病人にしてしまう行為が普通に行なわれているのが現実です。 また、この現実は、精神医療だけの話でありません。 他の診療科でも、多くが〝薬ありき〟での治療が当たり前になっており、これもまた、日本の医療の現実なのです。 (文=宇多川久美子 「日本人はなぜ、「薬」を飲み続けるのか?より抜粋)

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