元動物看護師だから知っていた薬に頼るだけではない治療方法

ダイエットとWeb担当の三浦です。

宇多川先生と薬の話で盛り上がった事を思い出したので、ここに残しておこうと思います。

実は私、バリバリの動物看護師でした。
だから動物病院の事は病院と呼び
人が行く病院の事を人間の病院
と呼んでいました。

動物の病気を作るのもコントロールするのも飼い主さん

先天的な病気や感染症もあるので
全てとまでは言いませんが

ペットの健康状態の良し悪しの鍵は
飼い主さんが握っていると言っても過言ではありません。

何故ならペットとして飼われている動物の多くは、飼い主さんが食事を用意し、運動量をコントロールし、トイレ環境を用意するからです。

例えば
犬や猫が太りすぎるのは
飼い主さんが食べ物の量を与え過ぎるだけ
又は運動量が足りないだけ

犬や猫たちは
どこまで我慢したら
もっと美味しいもの(好きな味のもの)が
出てくるのかよく知っているので
よく、飼い主さんとの駆け引きをしています。

あんな可愛い顔で
見つめられたら我慢できないですよねww

しかし、健康で長生きしてもらいたいなら
正しい知識を持ってお世話する必要があります。

さて、そろそろ本題に入りましょう。

ペットが病気をした時に出される薬

動物専用のお薬もありますが
基本的に人間と同じ薬を使っています。

ただし

「1日3回お薬を飲んでください!」

とお薬が処方されても
飲ませるのは飼い主さん。

ちょっとしたコツさえ掴めば
飲ませるのは簡単ですが

人間以上に鼻が効く
犬や猫が望んで薬を飲む事はありません。

※毎月飲ませるのが必要な薬(フィラリア予防)はおやつ味へと変化して、飲ませやすくなっている位です。

ですので、なるべく最短の処方で
早く治してもらう事が重要になります。
あ・・人間の病院も同じだと思いますが・・

そこで、必ず一緒に
食事や運動に関しての制限をさせて頂きます。

例えば・・
下痢をしたら、絶食が当たり前

治療は絶食から・・
半日か1日、絶食の時間は
何回、何日下痢したか次第です。

実は、これだけで治まっていることも多いのです。

更に、荒れた胃腸にいきなりハードな
仕事させないように、ゆっくりと
回復食(消化の良い食事)から始めます。

そこで初めて整腸剤の登場です。
※下痢の原因にもよります。

人が下痢をした時はどうでしょうか・・まず、整腸剤だけが処方される事は無いと思いますし、絶食や回復食のアドバイスをもらう事は少ないかもしれません。

身体の力を回復させる事

それが治療の第一歩なのです。

薬の力を借りることもありますが
人間程、薬を乱用していませんでした。

この事を思い出したのは
宇多川先生と薬の話をしていた時でした。

あぁ・・そうか

宇多川先生は特別な事ではなく
基本的を事を伝え広めている方なんだと
気が付く事ができました。

動物ネタなら止まらない位出てくるのですが、今日はここまでです。(*^^*)

 

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