薬を使わない薬剤師の“健康自立ブログ”

図書新聞2016年11月12日(土)号に掲載!正しい歩き方ウォーキングブームがきます!認知症予防にウォーキング!

「歩き方で決まる!長生き父さん早死に父さん」

皆様のおかげで、徐々にお問合せが増えてまいりました。
先週土曜日12日には図書新聞さんに取り上げられております。
その他、多方面の媒体からお声掛け頂いております。

さらに、面白いというか狙い通りというか購入者比率のお話を伺ったところ
なんと、「長生き父さん」というタイトルとお父さん二人のイラスト表紙なんですが
購入者の65%が中高年の女性ということでした。

講演会でも同じ現象が起きており、

「長生きしてもらわないと困るから!」

「お父さんに読ませるわ!」

など、元気の良い奥様が旦那様の為にと言って購入されるケースが非常に多いのです。

当のお父さんは、多少血圧が高かろうと、多少血糖値が高かろうと、多少コレステロール値が高かろうと
相手はサイレントキラーなので、痛くもかゆくもないので当の本人は健康的に「歩く」なんてそんな面倒なこと全く考えていません。

でも、お母さんたちにとったら
もしお父さんが倒れてしまったら・・・

もし、脳溢血で半身不随になってしまったら・・・
もし、認知症になってしまったら・・・

「私の人生、一生介護」
さらに、ここのところ続いている高齢者の事故。
「自分の身体だけならまだしも人様を傷つけるのは・・・」

そんなことを想像すると、なんとかして重い腰を持ち上げてもらおうと思ってしまいますよね。

「家にウォーキングの本たくさんあるんですけど、なかなか・・・」
そんな声もよく聞きます。

人間何かを始めようとしても、なかなかスタートが切れません。
誰しも経験があると思います。

誰かに勧められてスタートするのはとても難しい


ダイエットもウォーキングも、勉強も、お仕事も「来週から」「来月から」と言っているうちはスタートを切ることはできません。
本人はよくわかっていても、奥様の説得ではなかなか行動をしてくれないということは明確なのです。

ではどうしたら重い腰を持ち上げることができるのでしょう?

キーワードは「気づき」です!
人間は自らの「気づき」があると行動を起こす動物なのです。

受験勉強や資格試験も同じで、気づいた人は始められますす。
やらないといけないことは知っていても、やらないとどうなるかに「気づいていない」のです。
「気づき」には二つのパターンがあります
プラス思考型「やってうまくいったらどうなる」という明るい未来を想像して行動のエネルギーにする
マイナス思考型「やらなかったことによって起きる最悪の事態」を想像して行動のエネルギーにする

思考回路的には、マイナス思考から発展して、プラス思考型で行動するのが長続きしそうな気がします。

増え続ける高齢者の事故。原因は認知症?


今、何らかの生活改善をしなければ将来どうなるかに気が付く必要があります。

「痛くもかゆくもないサイレントキラー」は徐々にお父さんの身体を蝕んています!

全国にいる3000万人いる65歳以上の4人に一人は認知症と言われています。

少し前は10人に一人くらいだったはずが、年々増えていき、とうとう4人に一人になってしまいました。
では、10年後のあなたは、あなたのご主人はいかがでしょう?
4人に一人が3人に一人になり、2人に一人になったら・・・。

確率的には、夫婦のどちらかが「認知症」ということになります。

今朝、交通事故のニュースの際に「ヘルプマン」という漫画を紹介していました。

この本を買うかどうかは別として、立ち読み機能がついていますので少しだけ覗いてみてください。

そして、ここ数日間の間に起きている事故の数。
尋常ではありませんよね!
今夜にでもご夫婦で、ご家族で話し合う絶好の機会ではないでしょうか?

上記のヘルプマンを読むと、多くの人は「他人事ではない」と思うと思います。
もし自分にがなったら・・・。
考えるだけでぞっとします。
車を運転している間に、どこを走っているのか、家がどこにあるのかがわからなくなってしまったら・・・。

そうならないために、予防する方法はないのだろうか?
認知症の原因はなんだ?
誰がなるんだ?
なりやすい体質は?
遺伝は?

知らないことを知ろうとする行動力はものすごいものがあります。
そしてその「気づき」は次の行動を起こすための原動力となるのです!

歩くだけで認知症予防


「長生き父さん、早死に父さん」では毎日1万歩歩きましょう!なんてことは言っていません。

正しい歩き方で300歩です!

「300歩歩くことですべての問題が解決します!」
と言われたら、どう思いますか?

「うそでしょ!」
多くの人がそう答えると思います。

まずは、その猜疑心を捨ててください!
誰でもできる簡単な「歩く」という、誰にでもできることで生活習慣病のリスクが回避できるのです。
その生活習慣病予防こそ「認知症予防」に最大の効果を発揮する方法なのです。

とても簡単です!

毎日とはいいませんから、気が付いたら300歩から始めてください。
スポーツウェアーに着替えて、スポーツシューズを履いて、タオルをもって、水をもって・・・・。

そんな準備は全く必要ありません!

茶の間をぐるぐる回ったっていいですし、もっというと30cm四方さえあればできてしまうウォーキングの基礎体操だけでも大丈夫です。

正しい「意識」と「歩き方」で歩けば、たった300歩で大丈夫なのです。

じゃあ、今から普通に300歩 歩いてみてください。

あっというまに終わるはずです。2~3分ですかね?

しかし、きっと今皆さんが歩いた歩き方だと、7000歩とか1万歩あるかないといけないのです。

では正しい歩き方とは・・・。

意識が大切です。
どこの筋肉を使って、なんの目的で何をしているかを、体の動かしたい部分に声をかけてあげてください!

「ふくらはぎさん、今から歩きますよ~」
「土踏まずさん、しっかり働いてくださいね~」
「肩甲骨さん、大きく動きましょうね~」

ん?

認知症と勘違いされる?
そんなことはありません!
重要なのは「意識」です。
健常者の人は無意識に歩きます。歩くということが移動の手段になっているからあたりまえで、意識は「到着」に向けられています。
もちろんお花を見ながらの散歩でも良いのですが、その場合の意識は「見る」ということに向けられています。

「長生き父さん」は、その意識をまずは「ふくらはぎ」に向けてください。

ふくらはぎをさわってみてください。

ここが、あなたの第二の心臓です。
第一の心臓を「もむ」ことはできませんが、第二の心臓は「もむ」ことができます。
意識して300回ずつもんでみてください、
ちょっと強めに。

できないですよね
片足300回ももんでいたら手が疲れます。

この「もむ」という行為を歩くことによって代わりに行うことができたら、300歩分歩けば、両足のふくらはぎを300回もんだのと同じ動きをしたことになります。
すなわち、第二の心臓を300回強制的に動かして、血流を良くしたのです。
人間の筋肉の約70%は下半身にあります。
ふくらはぎを意識して歩くということは、足の筋肉を使いながら歩くということです。

一般社団法人国際感食協会が主宰している「ベジタサイズ&ハッピーウォーク」では、さらにふくらはぎを意識しやすくするために
「むぎふみエクササイズ」という運動を実施しています。
わかりやすい動画がありますのでご覧ください。
これは、熊本地震のときに被災者の方がエコノミー症候群になっているというニュースを聞いて収録したものです。
避難生活を強いられるような空間でもできるので、30cm四方あれば簡単にできるエクササイズです。
健常者の方は、最後の30回を50回にするとより効果が上がると思います。

このほか、正しく歩く方法については「長生き父さん、早死に父さん」にも記載されていますので是非お読みください!

本を読んだだけではわからない方のために、毎月第2第4火曜日に「ベジタサイズ&ハッピーウォーク」の教室を実施しています。
書籍購入キャンペーンを実施しております!
詳しくはホームページの下のほうの記事をご覧ください。

是非ご参加いただき、正しい歩き方をご夫婦で覚えていただき、認知症予防に役立てていただけたらと思います。


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