薬を使わない薬剤師の“健康自立ブログ”

ファスティング!3日食べなきゃすべてが変わる。その理由は??

3日食べなきゃすべてが変わる


「いつも胃が重い」
「すぐにお腹が痛くなる」
「あまり食欲がない」

こんな胃腸のお悩みをお持ちではありませんか?
そしてそれを「体質だから」「病院に行くほどではない」などと、そのままにしていませんか?

不調が日常化することによって、それが当たり前になり、気にもとめない状態になってしまっている人もいるかもしれません。
または、胃腸の不調で受診して、ピロリ菌の有無を調べたら陽性だったので、ピロリ菌の除去を薦められているという方もいるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

胃を酷使している方、ピロリ菌の除去を考えている方、まずは“ファスティング”をしてみませんか?

ファスティングとは


ファスティングとは、半日から5日ほど食べ物を摂らず、水や栄養ドリンクだけで過ごすことで胃腸を休める方法です。
ファスティングによって働き過ぎの胃腸を休めてみると、「こんなに身体が軽く感じるなんて」「なんて快適なんだろう」「普段いかに食べ過ぎているかがわかった」と、驚きの声がよく上がります。
胃腸の不調は、胃がんや大腸がんだけでなく、動脈硬化、糖尿病や認知症とも関連があることがわかっています。

今ではすっかり常識になりましたが、免疫細胞の8割は腸にあるともいわれています。
日々働き続けている胃腸を休めることによって不調を解消し、全身の病気を引き起こす身体から抜け出しましょう。

健康な胃腸とは


胃腸は食べものを消化し、栄養を吸収する大切な臓器であるだけでなく、免疫力を高める重要な役割を担っています。
正常な状態の胃は、ピンク色で胃粘膜がしっかり分泌されているので光沢があります。

疲れた状態の胃は粘膜が薄いので光沢がなく、色あせて白っぽくなります。

正常な腸は憩室(腸の中の窪み)が少なく、腸内フローラも整っています。憩室が多いと、その中で細菌が繁殖して炎症が起こりやすくなります。

また腸内細菌の種類が多く善玉菌や悪玉菌のバランスが整っていると、免疫力が上がり病気になりにくい身体になります。
胃腸をしっかり休めることによって、健康な胃腸をつくることができます。

胃腸を休めてオートファジーのスイッチをONにする

昨年、東京工業大の大隅良典栄誉教授が、ノーベル医学生理学賞を受賞しました。
細胞自身が不要なタンパク質を分解する「オートファジー」の仕組みを分子レベルで解明し、評価されたことによる受賞でした。

私たちの身体には、細胞の質を落とさないために、オートファジーという細胞が掃除してリサイクルするシステムが備わっています。

オートファジーとは「オート(=自分自身)」と「ファジー(=食べる)」を組み合わせた造語で、日本語では「自食作用」と呼ばれます。

私たちの身体の60兆個ともいわれる細胞は、代謝を繰り返し不要な老廃物がたまっていきます。
これを放っておくと、細胞が正しく機能しなくなり、病気や老化の原因にもなります。

この不要なものを自分自身で食べて分解し、さらに新たに必要なものにつくり替える「リサイクル機構」がオートファジーです。
オートファジーは、細胞内を丸ごと掃除するシステムなので、ばい菌やミトコンドリアなどの大きなものまで一掃することができます。
また、必要か不必要かを判断し、選択的にリサイクルするシステムも備わっています。

このオートファジーのシステムを日頃から活性化することが、細胞の若さを保ち健康を維持していくことにつながります。

たとえば、脳細胞にアミロイドベータが蓄積することが原因と考えられているアルツハイマー病や、中脳黒質神経細胞の変性がかかわっているパーキンソン病なども、オートファジー機能の低下と関係があると考えられています。

さらに、がんの発症にもオートファジーがかかわっていることがわかっています。

この素晴らしいオートファジーの働きを最大限に発揮させることができるのが、ファスティングです。

飢餓状態をつくることで、オートファジーが活性化するのです。
24時間断食をすると、オートファジーが活性化され、細胞内の不要なものが分解され始めるといわれています。
逆に、オートファジーの働きを最も低下させてしまうのが、食べ過ぎなのです。

ファスティングで健康な胃腸をつくると、いいことだらけ

老化は、見た目だけではありません。胃腸を酷使することによって内側からも老化が起こります。
胃腸を休めて、胃腸の老化を避ければ、見た目も若くハツラツとします。
胃腸は身体の中心にあり、なんと臓器の3割以上を占めています。
そのため、疲れた胃腸は全身にも悪影響を及ぼします。

胃腸を健康にすることは、全身を健康にすることにつながります。
健康な胃腸は、食べ物をしっかり消化し、栄養をちゃんと吸収することができます。

ところが、慢性的に食べ過ぎると消化吸収がうまくいかなくなります。
ファスティングによって胃腸を休めて、スムーズに消化吸収できる胃腸を回復することで健康な身体づくりができます。

腸には免疫細胞の8割があるといわれています。
普段疲れ切っている胃腸をファスティングによって休め、免疫力の高い病気にならない身体、病気になっても早く回復する身体づくりをしましょう!
ファスティングと聞くと、「自分には絶対ムリ」とはじめからあきらめてしまう人も多いのですが、ぜひ一度チャレンジしてみてください。

「ひとりではくじけそう」という方は、ファスティング合宿もおすすめです。
いつもとは違う環境で、同じ目的の仲間と一緒にファスティングをすれば成功間違いなしです!!

季節の変わり目に「ファスティング」をして、次の季節の準備をするのも良いのではないでしょうか?

宇多川久美子と行く「人生が変わるファスティング合宿」


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