薬を使わない薬剤師の“健康自立ブログ”

脳梗塞予防に夏野菜たっぷりカレー!!

梅雨本番ですね~、連日の雨で体調崩していませんか?
湿度が高くなり、気温が高くなっていくこの季節に気を付けたい疾患に「脳卒中」があります。
脳卒中には、脳の血管が破れる「脳出血」と脳の血管が詰まる「脳梗塞」があります。
脳卒中は寒い冬に多いのですが、脳梗塞は夏(6~8月)にも多く発生しています。

汗をよくかくことで体内が脱水症状に陥ると血流が悪くなったり、血栓ができやすくなるなど
いくつかの要因が重なって脳梗塞が発症しやすい傾向があるのです。

この脳梗塞によいと注目されているのが 「カレー」

暑い時期にカレーを食べることは、脳梗塞だけでなく食欲増進や夏バテ防止
そして血流の改善にも役立ちます!

カレーは美味しく食べられる漢方薬です!!
カレーに使うスパイスは、漢方薬としても使用されているものがたくさんあります。

ターメリック→ウコン
ほとんどのカレーのルウの、約半分に含まれています
これは、皆さんお馴染みの「ウコンの力」の成分ですね
効能:肝臓機能促進、抗炎症作用

カルダモン→小荳蒄(しょうずく)
効能:脳の血流を増やす、物忘れ防止、解熱

リコリス→甘草(かんぞう)
70%の漢方処方に使われています
効能:免疫機能を高める、消化促進

他にも
シナモン→桂皮
クローブ→丁字
なども使われています

他にも、カレーによるストレス抑制効果の報告や、女性にうれしい美白効果も期待されています。
カレーによく使用されるスパイスを調合したものを、ラットに与えたところ「血圧を下げる効果」」が認められた
という研究結果も出ています

カレーがもたらす効果については、今後ますます期待が寄せられています!

どんな具材のカレーを選ぶかでも異なりますが、できれば夏野菜などをたっぷり使ったカレー
ライスは玄米や雑穀入りなども取り入れてみましょう!!
また、ナッツや豆類などをプラスすれば、足りないビタミンやミネラルなども摂取することができます。

もちろん、健康の基本はバランスよく食べることであり、カレーで病気を治すなど過度の期待はしないでくださいネ!

またおいしいから、健康によいからと食べ過ぎたり、カレーばかり食べ続けては栄養が偏ることもありますので
多様な食事をとる中で楽しむように心がけましょう!

またカレーはとろみがあり、あまり噛まなくても飲み込めるので「カレーは飲み物」なんてことを言っている人がいましたが
意識してよく噛んで食べることも大切ですね。しっかり噛めるように具材を大きめにするのもよいですね!

カレーを食べられることに感謝し、しっかり味わって「感食」を心がけましょう!!


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